立ち枯れの姿
2010年 09月 02日
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兵庫県側の北麓には畑ヶ平や上山高原、霧ヶ滝や赤滝渓谷が連なり、鳥取県側には河合谷や広留野高原、そこから流れる袋川には雨滝、布引滝、筥滝などの滝がある。
道中、低山の照葉樹林帯と、亜高山の針葉樹林帯の間に広がるブナ林はヒンヤリして静寂感が見事である。
ブナの樹皮は灰白色できめが細かく、地衣類などが着いて、まるで迷彩服のように見えるが、所々に枯れた巨木もあり、キノコや苔、たまに草の苗床となっている。
大気汚染、地球温暖化などが思いあたるが、酸性の霧や雨を海風が運んでくると云うのが通説。
鹿の食害、病害虫も理由にあがるらしいが、稜線上に立ち枯れが目立ち、中腹には少ないので、おそらく複合理由なのだろう。
いつまでも健在であって欲しい。
2 ところどころにブナの立ち枯れが・・・・・
3 迷彩服の様な表皮
4 枯れた表皮にはキノコや苔が・・・・・
5 崖の中腹にも立ち枯れた木
6 朽ちた木はいたるところに横たわる
by Live-free
| 2010-09-02 00:36
| いきもの・・・美
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