湯原温泉郷・虹鱒自然釣場
2010年 07月 25日
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ここの川の醍醐味は広いプールを泳ぐセレクティブな鱒たちを、羽化している昆虫に毛鉤を似せて釣る、いわゆるマッチザハッチである。
ダムサイトから下流側に約200m位の釣り場が続き、下流には60~70cmがいるという上級者向けプールが広がる。
グラスマスターで有名な田代法之さんのスクールが今も定期的に行われている。
湯原温泉 混浴露天風呂「砂湯」。
釣り場に面して、旭川の川床から湧き出す天然の露天風呂で、湯原温泉のシンボル、西日本露天風呂番付で横綱にランクされる。
「砂湯」は、それぞれ温度が異なる「美人の湯」「子宝の湯」「長寿の湯」の3つの湯船がある。
岡山県の中国山地の山ふところに抱かれ、北に大山、蒜山高原、南に神庭の滝を控えた「湯原温泉郷」は、何れもアルカリ性単純温泉。
この湯原温泉以外に真賀温泉・足温泉・郷緑温泉・下湯原温泉が点在している。
2 C&Rなのとダムから流れ出るティルウォーターのおかげで水温の変化が少ないために再生産が繰り返され、ひれピンの虹鱒も多く混じる。(その代わりキビシイ)
3 午前10時前に到着し、車を停めたのは温泉街下の駐車場、車中泊するにはトイレも近くて便利。
たまたまそこは誰も釣りをしておらず、浅場にチラホラと鱒が見えた。
昼間は羽化が無く、ドライフライはお手上げで、ニンフ(幼虫)を沈めることにしたが、惜しいところで毛鉤を見切られ敢え無くダウン。
4 そうこうするうちに薄暗くなってきて、小さなトビケラが飛び始めると、小さなプールで散発のライズが始まった。
移動してよく観察してみると、魚は深みから猛スピードで浮上してきて、虫をのみこむと、あっという間に深みに消える。
場所によって濁りが入っていたり、藻が濃くどこに定位しているのかが見えず、相変わらずどこを流したらいいのか非常に分かりづらい状況である。
コンパラダンは無視され、CDCダンで25cm位のを1匹。
その後1匹かけ損なって、ライズ自体があまりにも散発でつまらないので再度ルースニングに変え、場所移動。
5 T師匠の勧めで、師匠が昼間見かけた大物が潜むポイントに入った。
魚の活性に伴い、調子よく当りを収めながらようやく大物がヒット。極細ティペットのブレークを心配しつつ慎重に時間をかけて40cmオーバーを取り込み、ゆっくりと川に返して日没サスペンデッド。
興奮と満足感、覚めやらぬ気持ちを抱え、のんびり、ゆっくり露天風呂を楽しんだ後、美味しいワインとビールで至福の夕食時間。
6 翌早朝は16番サイズぐらいのカゲロウの成虫が飛んでいたのに合せて、20cmクラスを立て続けにヒット。
型が小さいのでここで止め、またまたゆったり、のんびりと朝食。
この後、初夏の山風景を楽しみつつ帰路についた。
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by Live-free
| 2010-07-25 22:15
| しゅみ・・・癒
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