神戸海岸通り 旧居留地跡 (兵庫県 神戸市)
2010年 05月 14日
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兵庫県 神戸市
慶応3年(1868)、安政5ケ国条約に基づき、神戸に治外法権の認められた外国人居留地が設けられた。
明治の初期、この居留地内に広い道路が造られ、後に「神戸海岸通」と呼ばれた。
居留地一帯は、貿易の拠点となり西洋文化の入り口として栄え、周辺地域に経済的・文化的影響を与えた。
昭和初期に入り、海岸ビル、商船三井ビル、オリエンタルホテル、神戸郵船ビルや外国銀行の重厚な石造建築が次々と建てられ、その風貌は今も洗練された街の景観を形成している。
時代とともに新しい建物も建てられ、付近に展示された有名彫刻家の作品とともに街歩きの楽しみに一役買っている。
神戸ファッションの発信地として今も現役で活躍する昭和初期の石造建物や彫刻。神戸海岸通りの風を感じてみた。
力強い母の両手に2人の子供が大空を羽ばたく。女性の量感と力を感じる(空を翔ぼう 松本雄治 1987)
この姿は実に美しく、作者の感性には驚かされる(反射 山崎正義 1990)
by Live-free
| 2010-05-14 10:51
| ぶらり・・・記
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